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【FIFA17】トレーニングによる成長度検証。キャリア初期のトレーニング漬け【キャリアモード:選手】

 

これまでの記事でトレーニングは総合能力値(OVR)が低いほど、
そして各能力値が低いほど成長率が高いことをまとめてきました。

ということは、能力値が低いキャリア初期の方がトレーニングの恩恵を得られるはず。
そこで今回はトレーニングによる成長度を調べてみました。

実験期間はキャリア初期の2年間とし、
この間はトレーニングだけを行い一切試合に出場しません。
(チャレンジ達成による能力値UPを防ぐためです)

3年以上は、おそらく効果があっても誰もやらないので2年にとどめます。

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トレーニングの前提

▼トレーニング期間

最初に記載した通り2年間です。
試合には出場しません。
トレーニングは1週間に1セットですので、カレンダーで試合のない日に1週間ずつ飛ばしていけば可能です。

▼トレーニングの方法

すべて「シミュレーション」で実施します。
当然少しの差分がでてきますが、すでに20回以上試しましたのである程度の+-値は最後に参考として記載します。
今考えてみたら超暇人ですね(笑)

▼トレーニング内容

攻撃的選手、守備的選手の総合能力値に影響する能力の違いを分かりやすくするため、
どちらか一方の能力に適したトレーニングに絞ります。
今回は攻撃的選手にかかわる能力のトレーニングに絞ってやっていきます。

対象は以下。

◆1年目のトレーニング内容

上級FK(シュート:難易度ゴールド)
カーブ、ロングシュート、FK精度がUP。
個人的にFKが下手なので、2年間のトレーニングでどこまで上げられるか確認も込めて。

上級PK(シュート:難易度シルバー)
フィニッシュ、シュート力、PKがUP。
ちなみに難易度ゴールドではなくシルバーの方を選択した理由は、シュート力・PKのどちらも上げられるからです。

相手を抜け(ドリブル:難易度ゴールド)
ドリブル、コントロール、スタミナ、敏捷性がUP。
ドリブルトレーニングにはもう一つ難易度ゴールドがありますが、スタミナを上げられるこちらを選択。

完璧なクロス(パス:難易度ゴールド)
ロングパス、クロスがUP。
クロスを上げるために選択。

ヘディング&ボレー(シュート:難易度シルバー)
攻撃ポジション、ボレー、ヘディング精度がUP。ヘディング精度を上げられるので選択。

◆2年目のトレーニング内容

1年目の「完璧なクロス」をパス系の「エル・ロンド」に変えます。
中央のMFですし、ロングパスとショートパスを同じように上げたいので変更します。
それ以外は同じ内容のトレーニングです。

エル・ロンド(パス:難易度ゴールド)
視野、ショートパスがUP。

▼能力ブースト+5 は ON

おそらく多くの方が実施していると思いますので「能力ブースト+5」をONにした状態で調べようと思います。

初期能力がUPしますが、
逆に最初から能力が高くなってしまうのでトレーニングの上がり幅は少し下がりますね。

▼最初のリーグ、クラブ

7月始まりで翌年6月末に1年が終わるリーグにします。

普通にスペイン、イングランド、ドイツなどの有名なリーグを選択したらOKですね。
上記なら2部、3部などでもOKです。

今回は「フランスリーグ(リーグ2)」を選択しました。
チームは「シャモア・ニオール」です。

たしか、オランダリーグ(エールディヴィジ)などは5月末終わりだったはず。

これだと最後の1か月分のトレーニングができなくなってしまうため、微妙に上がり幅が変わってしまいます。

▼国籍

この実験中、代表参加中はトレーニングができないので選ばれないように注意しなくてはなりません。

おそらく強い国の場合は代表に選ばれないので問題ないです。
弱い国の場合は能力が低いうちから代表に選ばれる可能性があります。
今回は「イングランド」を選びました。
トレーニングだけの能力UPならまず代表に選ばれることはないという想定。

なお、弱いのに「ワールドカップ」に出れる国は最も危ないです(アジア系の国など)。
ワールドカップの期間は長いため、その間ずっとトレーニングできません。

▼選手の身長・体重

小柄で機敏なMFを想定します。
私の好みです(笑)

身長:173cm
体重:70kg

これは攻撃的・守備的選手ともに同じにします。

▼ポジション

ポジションは、おそらく最も育成者が多いであろうMFの選手で試します。
ただ、同じMFでもポジションによって総合能力値に影響する能力が異なりますね。

例:ウイング→ドリブルなどが総合能力値に影響する

そのため、今回はMFから以下2パターンのポジションを試してみます。
CAM(攻撃的MF)
CDM(守備的MF)

プレイスタイルはどちらも「プレイメーカー」です。
両方に対してまったく同じトレーニングを実施します。

これで前提条件はOK。では実験に入ります。

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攻撃的MF(CAM)で2年間トレーニングのみ実施した場合

選手の初期能力値

身長:173cm
体重:70kg
ポジション:攻撃的MF
プレイスタイル:プレイメーカー
と選択した場合の初期値は以下です。

総合能力値(OVR):72

最初から総合能力値(OVR)が72もあります。ブーストの効果が効いていますね。
シュート系の能力がとても低いのが残念。攻撃的MFなのにどうして…。

さてさて、どこまで上げられるでしょうか。
ではこの選手に1年間、トレーニングのみを実施します。

トレーニング1年目終了時の結果

1年目終わりまで来ました。

所要時間は1時間程度。1度も試合には出ていません。

能力値は以下のようになっています。

総合能力値(OVR):76+4

トレーニング対象の能力値をピックアップします。

敏捷性 :84(+4)
スタミナ:83(+2)
攻撃ポジション:72(+5)
コントロール:78(+5)
クロス :69(+8
ドリブル:75(+5)
決定力 :68(+8
FK精度 :69(+6)
ヘディング精度:55(+4)
ロングパス:79(+6)
シュート力:70(+5)
ロングシュート:73(+8
ボレー :59(+3)
カーブ :71(+6)
ペナルティ(PK):67(+6)

非常に大きく成長していますね。
全体的に平均6くらい上がっています。
総合能力値(OVR)は+4され76まで上がっています。普通にいい選手。

スタミナはもう上げなくても十分なくらいに高いです。
シュート系のシミュレーション結果が運悪く低かったため、ボレーやヘディングが少しばかり低めです。

クロスやPKについては、弱いチームなら十分キッカーになれるでしょう。
チャレンジも達成しやすくなりますね。

思ったよりも成長しすぎで、代表に選ばれる可能性が出てきてしまいましたね。
では、続けて2年目にまいります。

トレーニング2年目終了時の結果

以下、2年目終わりまで来ました。

所要時間は1時間程度。

能力値は以下のようになっています。

総合能力値(OVR):81+5

トレーニング対象の能力値をピックアップします。

敏捷性 :89(+5)
スタミナ:86(+3)
攻撃ポジション:78(+6)
視野  :82+8
コントロール:84(+6)
ドリブル:81(+6)
決定力 :75(+7
FK精度 :75(+6)
ヘディング精度:60(+5)
シュート力:75(+5)
ロングシュート:80+7
ボレー :63(+4)
カーブ :77(+6)
ペナルティ(PK):72(+5)

総合能力値(OVR)が80を超えてしまいました。
さすがに1年目ほどの成長はありませんが、すごい成長ですね。普通にビッグクラブへ移籍できます。

ドリブル系のシミュレーション結果が良く、敏捷性が89まで上がりました。
コントロール・ドリブルも80越え、FK精度75はもうゴールを狙えるレベルでしょう。
ロングシュートも80に達しています。

ヘディングとボレーがまだ少し低めですが、2年でだいぶ上がっています。

ここから試合に出てチャレンジを達成していくことになるため、余裕で90台越えの選手にできるでしょう。
キャリア初期のトレーニングが非常に大きなメリットになることがはっきりしました。

 

では、続いて守備的MFの実験結果にまいりましょう。
ちなみに、守備的MFの方が衝撃的な結果になっています。

 

守備的MF(CDM)で2年間トレーニングのみ実施した場合

選手の初期能力値

身長:173cm
体重:70kg
ポジション:守備的MF
プレイスタイル:プレイメーカー
と選択した場合の初期値は以下です。

総合能力値(OVR):65

総合能力値(OVR)がブーストもしているのに65しかありません。
守備的MFのOVRに影響する守備系の能力が低いからですね。

そしてポジション的に当然ですが、シュート系が圧倒的に低いですね。決定力55て。

では、この選手に1年間トレーニングのみを実施します。

トレーニング1年目終了時の結果

以下、1年目終わりまで来ました。

所要時間は1時間程度。1度も試合には出ていません。
能力値は以下のようになっています。

総合能力値(OVR):67(+2)

トレーニング対象の能力値をピックアップします。

敏捷性 :81(+1)
スタミナ:86(+5)
攻撃ポジション:71(+5)
コントロール:78(+6)
クロス :70(+10
ドリブル:73(+6)
決定力 :62(+7
FK精度 :70(+7
ヘディング精度:57(+5)
ロングパス:80+9
シュート力:71(+5)
ロングシュート:69(+7
ボレー :62(+7
カーブ :71(+6)
ペナルティ(PK):66(+6)

攻撃的MFと変わらず、大きく成長していますね。特にスタミナは86まで上がっています。

クロスなんか+10も上がっちゃってます。ロングパスは80台に乗りました。
FK精度も70台に乗り、もう可能性を感じられるくらいのキックはできるでしょうね。
元々の数値が低いということもあり、シュート系もだいぶ伸びています。

が、ここで最も注目すべきは総合能力値(OVR)ですよね。
こんなに成長したのにOVRは+2しかされていません。
守備的MFのOVRに影響する守備系の能力が上がっていないからですね。
成長した能力が攻撃的な能力ばかりなので影響していないのです。

これは非常に、非常に大きなメリットです。
なぜなら、来年以降も同じように成長できるからですね。
OVRがずっと低いなら、トレーニングの恩恵を受け続けられます
全能力80以上といったことも全然考えられる成長体系になっているわけですね。

続けて2年目にまいります。

トレーニング2年目終了時の結果

以下、2年目終わりまで来ました。

所要時間は50分程度。
トレーニング漬けに慣れてきました。

能力値は以下のようになっています。

総合能力値(OVR):70(+3)

トレーニング対象の能力値をピックアップします。

敏捷性 :83(+2)
スタミナ:92(+6)
攻撃ポジション:76(+5)
視野  :83+11
コントロール:86+8
ドリブル:80+7
決定力 :70(+8
FK精度 :76(+6)
ヘディング精度:65(+8
シュート力:77(+6)
ロングシュート:76(+7)
ボレー :70(+8
カーブ :77(+6)
ペナルティ(PK):73(+7)

総合能力値とは裏腹に強すぎる選手と化していますね(笑)

スタミナは90台に乗り、ほとんどの能力が70越えしています。
守備的MFでは初期値が低いシュート系ですら70台ありますからね。

FK精度も76まできたら普通にゴールを狙えるレベルでしょう。
このまま普通にプレイし続けても80は超えると思います。

で、こんなに強いのに、総合能力値(OVR)がたったの70という衝撃。
あと2、3年、同じようにトレーニングだけ続けたら、テクニカル系の能力は普通にALL90越えの可能性がありますね(笑)

そうでなくとも、これから「チャレンジ」を1から達成していくことになるため一定の成長は確定しています。

▼トレーニング2年目終了後、普通に3年半プレイ

少し成長が気になったので、
それから3年半ほど普通にプレイし、ある程度のチャレンジを達成したデータも載せておきます。

総合能力値(OVR):85

加速  :89
ダッシュ速度:91
敏捷性 :94
スタミナ:99
リアクション:83
攻撃ポジション:95
視野  :99
コントロール:99
クロス :82
ドリブル:99
決定力 :82
FK精度 :87
ロングパス:99
ショートパス:99
シュート力:91
ロングシュート:93
ボレー :85
カーブ :97
ペナルティ(PK):89

エディットで作ったんじゃないかっていうレベルの能力ですね
ほとんどの能力が90越えで、6つの能力が99とカンストしてます。
フィジカル系はトレーニングで上げられないのでしょうがないですが、他の能力はまだまだ上がる余地を残しています。

守備的MFだとこれでもOVR85にしかならないんですから本当に異常です。
攻撃的MFやFWなら余裕で90台の能力です。
OVRが上がりきらないためまだトレーニングの上がり幅があるという。

トレーニングの価値がはっきりと見えてきましたね。チャレンジだけではここまで伸ばせません。

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まとめ

初期能力の低いうちはトレーニングの成果が非常に大きいです。

今回の実験では2年間としていましたが1年目だけでも十分です。
1年間は1時間程度で実施できます。
トレーニングの選択に慣れてくると50分程度。
すべてシミュレーションで実施しましたが、自分でやる場合は相応の時間を要するので注意。

また、シミュレーションの場合結果が運任せになりますが、
年間の成長はある程度分かってきます。
例えば、トレーニング「上級FK」なら、1年目のFK精度は年間平均6上がります
これにシミュレーションの結果次第で、各能力に+2から-3くらいの成長差が生じます

また、今回新たに分かったのは、
トレーニングの上がり幅は「チームの状況」にも影響を受ける可能性があります。
一時、上がり幅が異様に大きくなっている時期があり、そのときチームが勝ち続けて調子がいいときでした。
(試合に出ていないので選手自身の調子は普通のまま)

だとすると強いチームを初期クラブとした方が成長が大きくなる可能性がありますね。
レンタルにも試合にも出ず、ひたすらトレーニングするというアホ選手になりますが(笑)

なお、
今回の守備的MFが良い例ですが、
全体的に能力値を上げたい、バランスのいい選手にしたいのなら、
そのポジションが必要とする能力の成長はできるだけ後回しにした方が良いですね。

ではでは参考程度に。