【欧州サッカー17/18】開幕から1か月、主要クラブや好調・不調クラブの状況【プレミアリーグ】
開幕から1ヵ月ほど経過し、間に代表戦ウィークを挟みながら第4節まで消化しました。
毎年思うことですが、やっぱりプレミアリーグのサッカーは攻守の切り替えが早く、ぶつかり合いも激しいので見てる側としてはめちゃくちゃ面白いですね。
慣れてきたあたりでリーガのサッカーを見て「テクニックすげー、創造性たけー」感を得るのも恒例ですが(笑)
プレミアリーグのここまでの順位は以下のようになっています。
マンチェスター勢が頑張っていますね。勝ち点だけでなく得失点差でも強い。内容も良し。
昨年王者チェルシーは開幕戦こそ落としたものの、しっかり回復し3連勝。3位につけています。
他主要クラブとしては、トッテナムが5位。リヴァプールは同勝ち点で8位。アーセナルは勝ち点1差ですが11位に沈んでいます。
吉田所属するサウザンプトンは13位。岡崎所属するレスターは17位。
中堅弱小・昇格組で好調なのはハダースフィールドとワトフォード。ワトフォードに至っては負けなしです。素晴らしい。
そして不調なのはウエストハム・ボーンマス・クリスタルパレス。後者2つは勝ち点0です。
いくつかの主要クラブに絞って、軽くここまでのおさらいと感想を。
優勝争い、主要クラブ
マンチェスター・ユナイテッド
マンチェスターUは開幕から好調です。補強が上手くいってプレー内容も良く、開幕から首位に立っています。
実績最強2年目モウリーニョのチームは相変わらず強い。堅い。攻守にわたり文字で表現できないような"強さ"がありますよね。
ここまでは新加入マティッチが中盤の守備とバランスを大きく向上させ、ポグバの攻撃力が大きく活かされています。
でもそれ以上に2年目のムヒタリアンがやばい。存在感はポグバらに負けるものの、ここまで全試合でアシストを決める圧倒的なチャンス創生力の高さ(4節のはアシストじゃないかもですが)。非常に重要性が増していますね。
ルカク、マルシャル、ラッシュ、ポグバ、ムヒにマタと攻撃陣が全員活躍し、バイリーを筆頭に守備陣も安定しています。
代表選明けの4節ストーク戦を引き分けましたが、状況を考えれば問題なしでしょう。これが続くとやばいですが、強豪との対戦は後半に集中しているので最初のうちに勝ち点を積み上げておきたいところですね。
マンチェスター・シティ
マンUと勝ち点並んで2位につけるシティ。
マンUと同じく大量資金投入で補強を敢行しました。ただしDFメインの補強でしたね。トッテナムからカイル・ウォーカーを取れたのは美味しい。
シティは少しずつエンジンをかけてきてる感じですね。4節リヴァプール戦の5-0勝利は熱すぎる。
グアルディオラ監督も2年目。正直バルサやバイエルン時代のような圧倒的感こそありませんが、相変わらずパスワークとボール支配を主軸としたフットボールは魅力的で強いですよね。
シルバやデブライネの上手さは相変わらずで、スターリングがどこか一皮剥けた感。得点に絡むことも多く以前より決定的な選手になってる気がします。
ジェズスやアグエロの決定力も健在で攻撃陣は本当に怖いですね。サネがちょっと大丈夫かな?って雰囲気があったんですが、リヴァプール戦で2ゴールをあげひと安心です。
新加入DF陣も馴染んできて、これからどんどんエンジンがかかっていく気がします。ベルナルド・シルバが若干空気状態なのが気になりますが。
冬に今度こそA・サンチェス取りたいね。
チェルシー
昨年王者チェルシーは3位。
開幕戦では退場者を出したこともあって黒星を喫しましたが、そこからは盤石の内容で余裕の3連勝。こちらも強い。
新加入モラタがゴールにアシストに活躍してますね。アザールが復帰したらいいコンビになるかも。
ここまではチームとして攻撃以上に守備力の凄さが目立っています。
やはり中盤にカンテやバカヨコがいるのは熱い。どちらも守備だけでなくパスワークも上手いのが良いですよね。
レスターからドリンクウォーターを獲得しましたが、おそらく長いシーズンを見越したベンチ要員となるのでは。
不安点としてFWの層。ここまでは完全にモラタしかいない状況。今年はCLもあるだけに一人じゃ厳しい。
監督とのいざこざでコスタが使えないのが痛い。そのコスタが移籍できず、移籍金が入らなかったためか別FWも獲得できなかったのはさらに痛い。
というか普通に移籍市場で上手くいかなさすぎて痛い(笑)
去年と同様、開幕時点では優勝候補筆頭ではないと思いますが、2年目コンテ監督がどこまで仕上げてくるか。楽しみです。
トッテナム、リヴァプール、アーセナル
他の優勝争いしそうな、いやすべきクラブについて。
トッテナムは補強ほとんどなし。大丈夫か?って感じですね。ここ数シーズンと同様に1年戦い抜くことができなさそうな気が…。
とはいえ毎年恒例、8月にケインがゴールしない病に陥りはしたものの、それでも5位。9月に入って早速ゴールしてますし、しばらくは安定するでしょう。
チームの完成度は高く、強豪含めたほとんどの相手を互角以上に持ち込めるとはいえ、層が薄いままシーズンを戦うと取りこぼしがでるでしょう。冬の補強なしでは厳しい気がします。
そしてCLの死のグループを突破できるか。
リヴァプールは好調。新加入サラ―も活躍し、攻撃陣は強力です。アーセナルへの4-0勝利は完璧でした。
ゲーゲンプレスからの怒涛のカウンターはクロップ監督の色が完璧に出てきた証拠ですね。…DF陣の脆さも出てきてしまいましたが。
相変わらず守備が安定しないのでリーグは厳しいかもですが、カップ戦に強いリヴァプールですしCLに期待。
4節でシティに0-5と大敗しましたが、次節でしっかり復活してほしいですね。移籍騒動のあったコウチーニョの復活にも期待です。
アーセナルは11位。たぶん一番やばいですね。
なんていうか、いつものアーセナルではあります。パスワークが上手くいけばどこに対しても強く、対策されたらどこに対してもぼろ負け。
新加入ラカゼットも開幕からゴールを決め活躍していますが、1点がほしい場面で、平気で9番をベンチに下げるベンゲル監督の判断はどうなんだろう。他のビッグクラブでは見られない光景だと思います。
新加入で少し空気になることも多いとはいえ、もうちょっと9番を信頼しても良いのでは。
その代わりがジルーやウェルベックとここぞの決定力に欠ける選手ですしなおさらです。
サンチェスはシティへの移籍失敗で雰囲気も悪く、エジルは開幕から消え続けています。
チェンバレンは移籍し、レンタル復帰した10番ウィルシャーも試合に出れずはやくも不満放出。チームの雰囲気は大丈夫か?
今年も4位以内は無理じゃね?感がただよっています。でも応援してます(笑)
中堅以下の好調クラブ
ワトフォード
ワトフォードは好調組筆頭。2勝2分けの勝ち点8で4位。
昨シーズン就任したマッツァーリ監督を解任し、新しいスタートを切りました。結構好きな監督だったんですけどねぇ、残念。
ワトフォードはクレバリー、チャロバ、ヤンマート、カプエ、グレイなど個人レベルでも良い選手が多数おり、かみ合えば普通に強そうなチームです。
今年はそんな良い選手たちが躍動していますね。
スウォンジーやレスター、クリスタル・パレスなど、ここ数年のプレミアではどこかの中堅弱小クラブが一発爆発しています。今年はワトフォードの年になるかもしれませんね。
ハダースフィールド
ハダースフィールドは昇格組ですがいい調子。リーグをより面白いものにしてくれていますね。
4試合で4得点と得点自体は少ないものの、失点の少なさが効いていますね。日本戦には出れませんでしたが、オーストラリア代表ムーイが活躍中。
その他にも名前こそ無名であるものの良い働きをしている選手が多数います。今シーズンの結果次第では、来年度の草刈り場になるかもしれません。
3節まで負けなし失点0、4節で負けてしまったもののまだまだいい調子です。
今後続くビッグクラブとの対戦でどこまで結果を残せるか期待ですね。
降格争い、不調クラブ
ウェストハム
ウェストハムがやばい…。なぜこうなった。
ここ数年悪くない時を過ごすウェストハムですが、今シーズンの出だしは最悪。新たにチチャリートを獲得し、その他にもビッグクラブ落ちした良い選手が多数在籍しています。
こんだけいいメンツ揃ってんならやってくれそう、って感じを出してたのに開幕から負けまくり。
まぁ開幕戦はマンU相手なのでしょうがないといえばしょうがない。続いてサウザンプトン、ベニテス監督率いるニューカッスルとくればまぁこれもしょうがない。開幕3試合で2得点10失点。
うん、しょうがない。まだまだこれからです(笑)
4節で好調ハダースフィールド相手に2-0で完勝していますし、ここからの盛り返しに期待します。
クリスタルパレス
今シーズンからインテルで失敗・退任したデブール監督を採用。アヤックスで魅力的なパスワークを主軸にタイトルを獲得しまくった人。
クリスタルパレスの選手層は本当にすごい。
ダン、M・サコ、シュラップ、ケリーなどのDF陣。キャバイェ、ロフタス・チーク、タウンセンド、イ・チョンヨン、バカリ・サコなどのMF陣。
なんといってもザハ、ベンテケのFW陣。ビッグクラブ落ちばかりとはいえ、凄すぎるメンバーです。
が、開幕4連敗。しかも0得点。なんでやねん(笑)
現在早くも降格候補筆頭です。これはひとえに監督の責任でしょう。さすがに言い訳できないレベル。今シーズンの監督解任第一候補として躍り出ています。もはや風前の灯火。
…と思ってたら解任されました(笑)
早く新しい監督を見つけて、今シーズンは降格しないよう頑張るしかないですね。
レスター
レスターは4戦1勝3敗、勝ち点3の17位。
一見やばそうですが、この3敗はアーセナル、マンU、チェルシーとどれもビッグクラブ相手なので悲観的になることはないでしょう。
試合内容的にも、好調なマンUとチェルシーにはぼこぼこにされたとはいえアーセナル・ブライトン相手には悪くないもの。
2シーズン前の「奇跡の優勝」を当たり前に再現できると思う夢見がちなファンでもなければ、そこまで批判されるような状態ではないと思います。
岡崎も開幕2試合連続ゴールと好調ですね。バーディも相変わらず躍動中。
不安点としては、ドリンクウォーターの移籍と後釜確保の失敗。ニュースではわずか14秒時間が足りず失敗したとされていますね(笑)
中盤の重要選手がいなくなったのは大きなダメージかもしれません。カウンター主体チームなのに前線へパスを通せる選手が抜けるのはキツイ。
なお、今後の相手はハダースフィールド・リヴァプールという開幕から続いて非常に厳しい相手との連戦ばかりです。序盤は負け先行でも7節以降でなんとか勝ち点を稼いでいきたいところですね。
まとめ
主要クラブでは2年目3年目の監督率いるクラブが本領を発揮してきました。
中堅クラブではサウザンプトン、エバートン、ウェストハムといったクラブが苦戦中。代わりに昇格組が頑張っていますね。
個人的には、各クラブ新加入の選手が軒並み活躍しているのが嬉しいですしワクワクします。モラタ、ルカク、ラカゼットあたりが得点王争いに入ってくれるとさらに面白くなるかも。
まだまだ4節。あと34試合もあるのでここから順位の変動はたくさんあるでしょう。
今シーズンは、昨年涙をのんだマンU・シティのマンチェスター勢による優勝争いを期待しています。
王者チェルシーも含め、シーズン終盤まで3、4チームでの優勝争いになってくれると面白いですね。
レスター岡崎の2桁得点にも何気に期待。今年もプレミアは面白くてありがたい限りです。