リプログ

主の趣味と息抜きに満ちた雑記ブログです。主の経験談・趣味のゲーム情報などを備忘録として残します。

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転職に成功した友人の話。無名の転職サイトもアリという話。

 

   - 人生の話

どーもです。今回はお仕事のお話です。転職のお話。

特にIT業界に携わっている方で、今のお仕事に悩んでいる方、転職を考えている方の参考になれば幸いです。

有名転職サイトの落とし穴。微妙な企業も多い理由

私はIT系企業で働いていた元プログラマー兼SEなんですが、ありがたいことに、これまでたくさんの企業様とお仕事をする機会がありました。

 

出向、というか普通にBP契約などで、企業様の職場で働かせていただくことが多いです。

 

有名大企業様から中小、零細企業様まで、数々の企業様とお仕事させていただいて、またその企業に属する多くの社員様と働いてきました。

 

なのである程度その企業様の採用に関する実情・内情などをお話しする機会も多くて。

 

 

やはり、当然と言えば当然なんですが、

 

企業側が中途採用などの募集を考える時も、多くの場合は有名転職サイトを利用しているのです。

転職を考える方が「とりあえずマイナビ」というように、企業側も「とりあえずマイナビ」の感覚だということ

 

大企業も、中小も、零細も。

 

となると、有名どころの転職サイトには良いも悪いも集まるわけで

 

有名サイトには微妙な企業も多いという実態とその理由を把握出来た瞬間でした。転職サイトにおいては、登録企業数が多いからといってすごいわけじゃないのです。

 

有名な転職サイトで、たとえ利用者数が多くても、転職実績が高くても、良い職場と出会えたかどうかは分かりません。

 

転職で悩む多くの方にとって転職はゴールではなく「自分にとって良い会社かどうか」が重要なんですよね。

 

悪い会社でもいいから転職したい、というわけじゃないのですが、転職サイトからしたらそんなことどうでもいいわけで。転職したという結果さえ上がれば儲かるわけですからね。

 

たくさん利用されていて評判もいいから有名なんだ、とは限らないのです。

 

だからまずは「とりあえず有名な転職サイトに登録してみよう」という考えは持たない、もしくは「いろんな転職サイトに登録しておこう」という広い考えを持つのが大事なのです。

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転職サイトの検索結果が微妙すぎる件

いざ転職を考えたとき、最近はネットで転職サイトを検索して転職先を調べてみよう、となることが多いと思います。

 

しかし、

 

例えばグーグルで、

 

「転職 サイト おすすめ」

「転職 サイト ランキング」

 

などで検索すると、どのページでも全く同じ転職サイトを紹介しているんですよね。

 

マイナビ、リクルートエージェント、type、レバテック、doda…

 

それら有名なサイトを、こっちのページではマイナビが1位、こっちのページではリクルートがオススメ、といった感じで紹介していて。

 

正直、あてにならんわけです。結局どれを選べばいいの?どれも一緒なんじゃね?、と。

 

「転職サイトは利用してみないと分からない」のであれば、少なくともその時点では、有名も無名も関係ないわけです。前述のとおり、転職実績が高くても良い転職ができたかどうかは分からないわけですからね。

転職に成功した友人同僚の話。無名の転職サイト

同じ会社で、新人の頃から長年一緒に働いていた同僚が、数年前に別会社へ転職しました。

 

転職先は給料もずっと高く、福利厚生・業務内容においてもずっと働きやすい中小企業さんだそうで。良いところに転職できてよかったなぁと飲みの場で労った覚えがあります。

 

その同僚に転職の際の話を聞くと、ネットで見つけた転職サイトを利用したとのこと。

 

ほう。

 

有名どころも無名も登録して使ってみて、最終的には無名の方で決めたそうで。

 

ほほう。

 

両方を利用して、無名の方を取ったと。

 

 

(ちなみにその無名の方なんですが、それがもう全然知らない無名のサイトで。すみません、聞き覚えがなさ過ぎて名前を忘れてしまいました…)

 

 

で、じゃあ無名サイトの何が良かったのか、っていう話なんですが、転職相談時の担当者の対応が違ったとのことです

 

転職サイトでよくある「条件」の話で、例えば職場はどの地域・どの沿線がいいか、希望の手取りは?、仕事内容は?設計?開発?javaが良い?awsの仕事がしたい?、などなど、細かい条件を設定できるところが合ったりなかったりすると思います。

 

で、その無名サイトの担当者さんは、そういった条件を詳しく相談できて、メールのやり取りも多く、多数の中から絞り込んだオススメ企業から、さらに同僚の意見を聞いて切り捨てて、また探し出して、といったことを細かく何度もやってくれたそうで。

 

正直、すごいな、と思いました。その担当者さんが。

 

おそらく無名だからこそ、利用者が少ないからこそ、一人一人に緻密な対応を取れるんでしょうね。

 

結局のところ、有名無名に限らず転職サイトのほとんどは、圧倒的多数の企業様の募集を引き受けていて、その中から転職希望者の条件に合った1社を探し出すのは相当大変な作業なわけです。

 

2,3社紹介してみて、断られたらまた探し出して、これを登録者の数だけやるとなると、どうしてもシステムに頼らざるを得なくなるわけで。

 

しかし細微な部分、システムに任せられない精神的な部分などを理解するにはやはり人間同士のやり取りが重要になってくるわけですね

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転職について、結局何を言いたいのか

ここまでのことをまとめます。

    • 良い企業も悪い企業も、とりあえず有名転職サイトで募集をかけている
  • オススメの転職サイトなんて、検索しても分からない
  • だから、有名も無名も、色んな転職サイトを使ってみる
  • 最終的には、担当者と密に相談できて、一進一退、しっかり対応してくれるところが最高の転職サイト

 

と、これまでの私の経験、そして同僚の体験談などから判断しました。

少し有名転職サイトへの批判的な意見も書きましたが、要は有名だから良いわけじゃない、無名だから悪いわけじゃない、ということを伝えたかったのです。

1つ転職サイトを使ってみて、ちょっと対応が冷たいな、妥協したくないな、と思ったのなら、また別の転職サイトも使ってみることをオススメします。

 

転職。そうそう簡単にいくものではないと分かっていますが、この記事が少しでも考えや判断の足しになれば幸いです。